IRON∞MAN 終了迫る!
久しぶりのブログ更新です。さて、開催中の「IRON∞MAN」、本日も遠方からのお越しの方々もありスタッフ一同やって良かったなぁと感慨ひとしおです。
今日までボランティアで受付を引き受けて頂いた米田 佳代さん、本当に有難うございました。丁寧かつ親切にお客様に接して頂き、才色兼備とはこの方をいうのでしょう。ONE PIECE倶楽部のぽんちゃんからの紹介で今回、出店している飯島 浩二、久保田 弘成と出会い、「5人中4人が関東から来られるそのチャレンジ精神となんといっても面白そうとの直感」で今回、スタッフに加わって下さいました。
実は米田さん、アロマコーディネイターのお仕事をなさっていて、特に香りが持つ癒しの効果を大切になさっているのです。今回も初日にIRON∞MANをイメージしたスペシャル・アロマをスタッフルームに持ってきてくれたんです。
しかも、「初日に見た力強い鉄の作品と躍動感あふれるパフォーマンスにとても衝撃を受けて、今まで展覧会や画集で観た平面作品との歴然とした違いを感じました」と翌日、アロマを追加して、香りの微調整をして持ってきて下さったんです。それは、爽やかながらもピシッと背筋の通った香りがほのかに漂い、スタッフ一同初めてのイヴェントの緊張も和らぎ、ゆったりとした心持で来場者の皆様と懇親できました。香りの効果なかなかやります。
明治以前は香道のたしなみが日常にあった日本ですが、戦後、高度発展期以降、香りの文化は影をひそめ「最近では、無臭の文化か合成香料の匂いになってきているんです。海外では空間演出の担い手として香りが重要視されています。私は、お店やイヴェント、個展などで香りの効果を引き出すのに挑戦していますが、毎日試行錯誤の繰り返しです」と米田さん。私たち現代アートに携わる人間と同じ感覚だと同感。
そして、「その空間では匂いを感じないのですが、外に出た時にふと香りの違いに気づく、その僅かな加減。気に入って下さるのはお客様なのですから、決して押し付けの調合はしないようにしています。」とそのスタンスに頭が下がる思いです。
そんな米田さんが、目標になさっているのは「匂いで昔の記憶が蘇える」そんな香りのブレンドです。素敵ですよね。そして、こんな企画が実現できたらと「今回の展覧会の準備段階から1カ月ぐらいかけて、専用のアロマを作りたいですね。パンフレットにサンプルをお渡しして、お家に戻ってその香りを匂うと作品を思い出せるようなものを」。
アロマ「IRON∞MAN」、実現の可能性ありありです。米田さん、今後ともよろしくお願いします。
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